病院以外にも様々な職場がある
ツアーナース
旅行や研修などに同乗して参加者の健康管理を行うツアーナースは、旅行の日程はあらかじめ決まっているため自分のスケジュールに合わせながら働くことが可能です。「仕事をしながら海外や国内の様々な土地に行ける」「短期間で効率良く稼げる」と、近年人気が上昇しています。
ツアーナースは旅行好きな人はもちろん、空き時間を利用して稼ぎたい人や単発で働きたい人、組織のルールに縛られたくない人、初対面の人とも難なく打ち解けられる人に向いている仕事です。
保育園
保育園でも看護師を募集しています。主に0歳児~1歳児がいる保育園で募集されることが多いのですが、それは、乳幼児はわずかな時間で症状が急変したり、思いがけないケガをしたりするからです。基本的には保育士が対応しますが、看護師がいるともっと迅速に処置できるとあって看護師を募集している保育園が増えてきているようです。
保育園は基本的に夜勤や時間外勤務がないので仕事とプライベートを両立させたい人や0歳児1歳児との触れ合いが多いので赤ちゃんが好きな人に向いています。
一般企業
企業の保健室で従業員の健康管理や健康診断に関するデータの管理、保健指導を行うのが産業看護師です。産業看護師は比較的大企業に雇用されることが多いので福利厚生が手厚く、時間外勤務もそれほど多くありません。産業看護師の出勤は企業のカレンダーに合わせます。基本的に夜勤はなく、週休2日を確保できます。
企業看護師は健康管理だけでなく従業員の悩み相談を受けることもあるため、どちらかと言えば聞き上手な人が向いていますが、従業員の健康管理はパソコンで行うことが多いので、パソコンスキルも必要です。
治験
治験施設支援機関も看護師の職場のひとつです。指定された病院で治験の内容を患者さんに説明したり、負担を軽減するために相談相手になったりする仕事です。新薬の開発にも深く関わるため薬の知識を増やすことができます。日勤のみなので夜勤を避けたい人におすすめですが、薬の知識だけでなく事務処理能力や薬事関連法規の理解力、治験手順の把握能力など様々な能力を必要とされるため、誰でも簡単にできるわけではありません。
資格を活かして働ける場所はたくさんある
上記で紹介したところ以外にも、看護師の資格を活かして働ける職場はたくさんあります。それらについて詳しく記載しているサイトを紹介するので、転職を考えている人は一度目を通してみてください。それぞれの職場の業務内容や給料、メリット・デメリットなどが詳しく解説されているので、自分のビジョンやライフスタイルに合う転職先を見つけやすいでしょう。
転職活動を始める前にチェック!
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内定率を上げるポイント
応募倍率が高い職場への転職を成功させるポイントは内定率を上げることです。特に応募書類はケアレスミスをしやすいので、書類の形式や記入事項を何度もチェックしてミスがないことを確かめてから提出するようにしましょう。また、面接では接遇力も見られているので態度や言動にも注意が必要です。
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数ある診療科の中でも人気なのは
たくさんある診療科の中でも特に人気があるのが「皮膚科」「内科」「小児科」ですが、診療科ごとに仕事内容や働き方は異なります。労働条件だけを重視するのではなく、「何を目指すのか」を明確にしてから選んだ方が本当に自分に合う職場を見つけることができます。
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ブランクありの看護師が求人を探すコツ
ブランクがある人にとって、仕事に早く慣れることはもちろん、働きやすい職場環境も重要です。仕事は周りの人に教えてもらったりフォローしてもらったりしながら覚えていきますが、ギスギスした雰囲気の職場の場合気軽に質問できないので、仕事に慣れるどころか続けていくのも厳しくなってしまう可能性があります。教育制度がしっかりしている職場や、自分と同じような環境の人が多く働いている職場は周囲の理解が得られやすく働きやすいでしょう。